えほん日和

2歳と0歳の子どもたちと過ごす日々。お気に入りの絵本やあそびの記録。

【お月さまの絵本】お月さまが苦手な2歳娘のお気に入り+これから読みたい絵本

 

静かな夜空にやさしく輝くお月さま。
満ち欠けを繰り返しながら、毎日色々な表情を見せてくれるお月さまは、なんだか神秘的でとてもきれいですよね。


私は子どもの頃からお月さまを見ながら物思いにふける時間が大好きでした。
今でもお月さまをながめると自然とおだやかな気持ちになります。

 

お月さまをこわがる2歳の娘

しかし、2歳5ヶ月の娘はいつの頃からかお月さまをとても怖がるようになり、決して夜空を見ようとしません。
「お月さまがきれいだよ」なんて娘に言おうものなら、がっしりと私やパパにしがみついて固まってしまいます。

怖い理由は自分でもよく分からないらしく、「なんでお月さまこわいのかなぁ〜?」といつも不思議そうに言っています。

そんな娘ですが、絵本に出てくるお月さまは大好き。
今まで読んだお月さまが出てくる絵本はどれもお気に入りで、何度も何度も繰り返し読みたがるものばかりです。

今日は「お月さま」をテーマに、娘のお気に入りの絵本と、これから読みたい絵本を紹介していきたいと思います。

 

娘お気に入りのお月さま絵本4冊

 

おつきさま こんばんは

0歳の頃から読んでいるお気に入りの絵本。
表情ゆたかなおつきさまがとても魅力的です。

娘は、裏表紙のお茶目な顔が特に好きでした。

静かで穏やかな夜の空気が感じられるような、寝る前の読み聞かせにぴったりの絵本です。

 

おやすみなさい おつきさま

娘が1歳の頃、毎晩寝る前に必ず読んでほしがっていた大好きな絵本。

夜寝る前に、うさぎの子が部屋の中の物ひとつひとつに「おやすみ」と言っていくかわいいお話です。

夜が更けていくにつれて、少しずつ暗くなっていく部屋の描写がすてきです。

 

パパ、お月さまとって

最近読みはじめた、娘の今一番のお気に入り。

私も娘も、エリック・カールの「はらぺこあおむし」が大好きなので、以前から気になっていた絵本でした。
先日本屋さんへ行った際に娘に表紙を見せると、近くにあったはらぺこあおむしの絵本を手にとってお月さまのページを開き、うれしそうに「おんなじ!」とひとこと。
一目で気に入ったようだったので購入して帰りました。

内容は、パパが娘のためにお月さまを取りにいくというお話で、しかけいっぱいの楽しい絵本です。
特に、ページを開くと大きなお月さまが広がるしかけはとても迫力があり、一番大好きな場面です。

娘はこの絵本がすっかり気に入って、「お月さまの本よんで!」と毎日何度も持ってきます。

購入してまだ数日ですが、ストーリーはだいたい暗記してしまい、1人で声に出して読む姿もよく見るようになりました。

 

14ひきのおつきみ

私も子どもの頃好きだった14ひきシリーズ。

娘はたくさんの葉っぱの絵の中に描かれている、カエルや小さな虫たちを見つけてうれしそう。
最近「なんで?」「なんで?」と何でも知りたがる娘は、空が夕日で真っ赤に染まっているページを見ると「なんでお空が赤くなるの?」、月がのぼってくると「なんでお月さまが出てくるの?」と不思議そうでした。

楽しそうにお話を聞いていたので、「お月見してみようか?」と聞くと、「したくない!」との返事。
やっぱり本物のお月さまは見たくないようです。

 

これから読んでみたいお月さまの絵本

本物のお月さまが苦手な娘ですが、大好きな絵本をとおして少しでもお月さまに親しんでもらえるといいなぁと思っています。

そこでお月さまの出てくる絵本を探すうち、気になる絵本が他にも色々見つかったのでこれから少しずつ読んでいきたいです。

 

きょうはそらにまるいつき

荒井良二さんの描く絵が好きなのもあり、今一番読んでみたい絵本です。

夕暮れの公園で、乳母車の中から赤ちゃんが空を見ています。東の空から、まんまるい月がのぼってきました。
バレエの練習から帰る女の子や、新しい運動靴を買った男の子、仕事が終わった洋裁店の親子や、ギターの練習をしている人、夕食のかたづけをするおじいさんとおばあさん。町に暮らす人たちも、ふと見あげた空にまるい月をみつけます。
公園にあつまった猫たち、山にいる熊の親子、海でジャンプするクジラの上にも、まるい月が輝いています。
それぞれの人が暮らす、それぞれの場所に、やさしい光がふりそそぐ夜。町の公園では、にぎやかなお祭りがはじまりました。 Amazon内容紹介より 

 

お月さまってどんなあじ

お月さまってどんな味なんだろう。甘いのかな、しょっぱいのかな。ほんのひとくち食べてみたいね。ある日、小さなカメが決心しました。高いあの山にのぼって、お月さまをかじってみよう。 Amazon内容紹介より

 

おつきさま

葉祥明さんの描く、きれいな青色の表紙に心惹かれます。

夜空を見上げて語りかけるおんなのこ。「どこかで だれかさんもみているかなあ」
のらねこは「おつきさま おれのうたを きいてくれよ」。おつきさまの光に包まれて、ことりとことりが仲なおり。
同じ月の下、それぞれの心模様、それぞれのドラマ。空に浮かぶおつきさまは1つでも、そのおつきさまを感じるものたちの数だけ、おつきさまがいる。
Amazon商品説明より