えほん日和

2歳と0歳の子どもたちと過ごす日々。お気に入りの絵本やあそびの記録。

娘が0歳の頃のお気に入り絵本15冊【0歳向け おすすめ絵本】

読み聞かせを始めた頃からつけていた読書記録を見返しながら、娘が0歳の頃によく読んでいた絵本を振り返ってみました。

その中から特によく読んだもの、反応が良かったものを15冊紹介します。

 

1.じゃあじゃあびりびり 

「みず じゃあじあじゃあ」「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」

身の回りの色々な音が、カラフルなイラストとともに描かれた絵本。

ことばのリズムが心地よく、読んでいて楽しい気分になります。

娘が最初に興味を示したのは猫のページで、手を伸ばしてそ〜っと絵を触っていました。何度読んでもそこだけ反応が全然ちがいました。

猫を飼っていたからかもしれません。
初めてしゃべったことばも「にゃんにゃん」でした。

手のひらサイズの絵本で、お出かけの時にもおすすめです。丈夫で破れにくいボードブックなのもうれしいです。

 

 2.いないいないばあ 

1967年発売の、超定番ベストセラー絵本。

色々な動物たちが出てきていないいないばあをする、というシンプルな内容です。

私自身は子どもの頃に読んだ記憶がなく、子どもが生まれて初めてこの絵本を知りました。

本の帯に「あかちゃんがほんとうにわらうんです」と書いてあり、本当かなぁ?と半信半疑で娘に読み聞かせてみたのですが…。

本当に笑ってくれました!

「ばあ!」とページをめくるたび、声を出して笑っていました。

絵本を読んでこんなに笑ってくれたのは初めてで、感動したのを覚えています。

現在0歳の息子も、やっぱり声を出して笑っていました。

赤ちゃんの初めての絵本におすすめの一冊です。

 

3.くだもの

やわらかなタッチで、色々なくだものがリアルに描かれています。

見開きのページに、切る前と切った後のくだものが描かれていて、とてもおいしそうです。

大好きなくだものがいっぱいのこの絵本は、すぐに娘のお気に入りになりました。

私が「はい、どうぞ」と言うと、娘はイチゴやぶどうの絵を手でつまんで食べるまねをして喜んでいました。

そんなやりとりを楽しみながら、自然とくだものの名前を覚えていったようです。

自分で桃のページを指差して、初めて「もも」と教えてくれた時はとてもうれしかったです。

2〜4歳向きとなっていますが、0歳からでも十分楽しめる絵本です。

 

4.ごぶごぶ ごぼごぼ 

黄色、青、赤、水色、白。

色鮮やかな大小の丸と、水を連想させる擬音で構成されたシンプルな絵本です。

「ごぶごぶ ごぼごぼ」「ぷく ぷく ぷくん」といった音の響きがおもしろいのか、娘もよく笑っていました。

ところどころに開いている丸い穴に指を入れてみたり、のぞいてみたりと仕掛けにも興味深々。

最後の「しー」というページが特にお気に入りで、よく真似をしていました。

大人の私にはいまいちおもしろさが分かり辛いのですが、赤ちゃんって本当にこういう絵本が大好きなんですね。

 

5.おつきさまこんばんは 

夜になり空が暗くなった頃、おつきさまが昇ってきます。

「おつきさまだ」「おつきさまこんばんは」

シルエットで描かれたおうちと2匹の猫、そして明るく輝くおつきさま…。

幻想的な雰囲気がすてきな絵本です。

おつきさまがとても表情豊かで、ページをめくるごとにくるくる表情が変わっていきます。

娘は、裏表紙のお茶目なおつきさまの顔がお気に入りでした。
1歳を過ぎた頃には猫を探して楽しんでいました。

物語全体に静かで穏やかな夜の空気が感じられて、寝る前の読み聞かせにもぴったりです。

この絵本が大好きだった娘ですが、2歳の今はなぜか本物のおつきさまを怖がり、絶対に夜空を見ようとしません。

子どもって不思議です…。

 

6.がたん ごとん がたん ごとん 

真っ黒な機関車が、ミルクやくだもの、動物たちを乗せて走ります。

「がたんごとんがたんごとん」「のせてくださーい」

リズミカルなフレーズが繰り返されるシンプルな絵本。切り絵のような絵もかわいいです。

この本を読んでいる時、娘はいつも真剣な顔でじーっと絵本に見入っていました。

他の絵本を読んでいる時のような分かりやすい反応はなかったですが、何度も読んでと持ってくるのでお気に入りだったようです。

 

7.くっついた 

やさしい色合いで描かれた、かわいい絵本です。

「きんぎょさんと きんぎょさんが くっついた」

おさるさんが、ぞうさんが、そしてわたしが…。

色々な動物たちがくっついていく単純な繰り返しの内容ですが、読んでいるうちに温かく幸せな気持ちになれます。

1歳ごろになると、娘は「くっついた」のところで自分からぴったり顔を寄せてきてくれるようになりました。

親子のスキンシップが楽しめる、すてきな一冊です。

 

8.だるまさんが 

「だ・る・ま・さ・ん・が…」

誰もが聞いたことのある、おなじみのフレーズ。
続きを想像しながらページをめくると…。

予想を裏切られる展開がおもしろく、次はどうなるのかな?とワクワクする、ユーモアたっぷりの絵本です。

だるまさんの表情や動きがとても愛らしく、大人も思わず笑ってしまいます。

娘も、ページをめくるたびに声を出して笑っていました。

同じシリーズの『だるまさんの 』『だるまさんと』もよく読んでいましたが、この絵本が一番お気に入りでした。

 

9.しろくまちゃんのほっとけーき 

しろくまちゃんが、おかあさんと一緒にホットケーキを作るお話です。

ぽたあん、ぴちぴちぴち、ぷつぷつ…。

ホットケーキが焼けていく様子が、音とともにとてもおいしそうに描かれています。

娘のお気に入りもやっぱりこのページ!

「これは?これは?」と繰り返しひとつひとつの絵を指さして、なかなかページをめくらせてくれませんでした。

ボロボロになるほどよく読んだ絵本のひとつで、2歳の今でもお気に入りです。

大きくなっても、絵本を見ながら一緒にホットケーキを作ってみたりと、楽しみが広がりそうな一冊です。

 

10.ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ 

オノマトぺというのでしょうか?

 作品のタイトルのように、「ぱぴぷぺぽ」の音だけで書かれたことばと抽象的な挿絵からなる、シュールな世界観の絵本です。

想像力をかきたてられます。

音やリズムがおもしろいのか、娘には大ウケでした。
特に「ぽぱー?」ということばによく反応して笑っていました。

どのページもぱ行の羅列なので読み辛く、舌を噛みそうになりますが、心地よいことばのリズムに、だんだん楽しい気分になってきます。

意味はよく分からないけれど、読んでいるうちに娘も私も自然と笑顔になっている、そんな絵本でした。

 

11.しろとくろ 

白と黒のみで描かれた、とってもシンプルな絵本です。

コントラストのはっきりしたものや、人の顔に注目するといわれる、赤ちゃんの目線で作られた絵本だそうです。

どろどろ、ぐにゃー、ぽつぽつ…。

しろとくろは様々に形を変えていきます。

娘は、しろとくろが「ぎゅー」っと縮まって「ぼんっ」とはじけるところで大笑いでした。

赤ちゃんの初めての絵本におすすめです。

 

12.しましまぐるぐる

 娘が0か月のころ、初めて読み聞かせた絵本。

カラフルでかわいいイラストと、『0歳0か月から』と書いてある絵本の帯に目を引かれ、ファーストブックに選びました。

最初の頃はほとんど反応がなく、まだ早すぎたかな…と思いました。

でも、読み続けるうちに色々な反応が出てきて、お気に入りのページで笑ったり、ページをめくれるようになったり、指差しができるようになったり…。

読み聞かせを通して日々娘の成長を感じられるのが嬉しくて、私にとっては思い入れのある一冊になっています。

同じシリーズの『あかあかくろくろ』『ぶんぶんきいろ』もよく読みました。

娘は『あかあかくろくろ』に出てくる、てんとう虫がいっぱいのページが一番のお気に入りでした。

 

13.きんぎょが にげた 

金魚鉢から飛び出したきんぎょが、色々なところにかくれながら逃げていきます。

かくれているきんぎょを見つけるのが楽しい、五味太郎さんの絵さがし絵本です。

0歳の頃はまだ、きんぎょを探すということ自体理解が難しかったと思いますが、「こんなところにきんぎょがいるよ〜」と指差しながら読んであげると、興味を持ってじーっと眺めていました。

1歳2〜3か月の頃、初めて自分からきんぎょを指差して教えてくれた時は感動しました。

 

14.やさいさん 

「やさいさん やさいさん だあれ」
「すっぽーん!」

リズミカルな文章に合わせてページをめくるのが楽しい、しかけ絵本です。
いないいないばあ的な要素もあり、赤ちゃんから楽しめます。

娘は、しかけのページをめくったり閉じたりするのにハマっていました。

この葉っぱは何の野菜だったっけ?と思い出しながら、大人の私も一緒に楽しんでいました。

食育にもよさそうな絵本です。

同じシリーズの『くだものさん 』もお気に入りでした。

 

15.すりすり ももんちゃん 

砂場で遊ぶももんちゃんのところへ動物たちがやってきて、「ももんちゃん、いーいにおい」と、すりすりしていきます。

きんぎょさん、いぬさん、サボテンさん…⁈

痛いのをぐっとがまんして、目に涙をためながらおかあさんのところへ走っていくももんちゃんがかわいくて、親心をくすぐられます。

読みながら娘にすりすりすると、とても喜びました。親子のスキンシップが楽しい絵本です。

同じシリーズの『どんどこ ももんちゃん』もおもしろかったので、他の絵本も読んでみたいです。

 

まとめ

こうしてまとめてみると定番の絵本がほとんどですね。

やっぱり長年読み継がれている絵本には、時代を問わず子どもの心を惹きつけるものがあるのでしょうか。

赤ちゃん向けの絵本は特に、大人には面白さが分かりにくいけれど子どもにはうける、というものも多くて、絵本の世界は奥が深いな〜と感じました。

ここに紹介した絵本の何冊かは、2歳になった今でも娘のお気に入りでよく読んでいます。

まだ文字は読めませんが、内容を覚えていて、時々0歳の弟に読み聞かせたりもしてくれるようになりました。

これからも楽しく読み聞かせを続けていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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